【 メディエイド アイシングギア ベスト2 導入施設事例紹介 】
株式会社クラハシ
業種:建設業・土木工事・舗装工事
土木工事や舗装工事、外構工事などを手掛ける株式会社クラハシは、建設企業として地元社会の発展に尽くし成長してきました。数年前から炎天下の屋外作業に従事する従業員の熱中症対策を模索してきた同社は、強い日差しと酷暑に加え、熱せられたアスファルトの高温にさらされる従業員の健康を守るために、「メディエイド アイシングギア ベスト2」に着目。助成金(エイジフレンドリー補助金 職場環境改善コース(熱中症予防対策プラン))を利用して「アイシングギア ベスト2」を導入されました。その導入の背景や着用者の評価を紹介します。

▲クラハシが舗装工事を行っている道路整備現場(山口県岩国市)
クラハシでは屋外作業が欠かせないため、従業員の熱中症対策を重要視しています。直射日光にさらされるだけでなく、約160℃まで加熱されたアスファルト合材から発せられる熱などが、従業員の身体に大きな負担をかけるからです。そのため、同社の社長・久世敏規さんは様々なタイプの冷却服を試してきたと話します。
「真夏の土木工事や舗装工事は過酷な現場ですが、弊社は50代後半の従業員が多いため健康維持の対策が欠かせません。そこで様々な冷却服を試してきましたが、ペルチェベストはプレートが小さいうえに一定の冷たさなので、身体が慣れてしまい効果を感じにくかったです。ファン付きウェアは通常の作業時には快適に作業ができる一方で、加熱したアスファルト合材を舗設するような酷暑環境下では温風が送り込まれてしまい、期待した冷却効果を得られないこともありました。また、水冷服は冷たさを感じたものの冷却時間が短く、屋外では交換用の氷を持ち歩くことも難しいため活用できませんでした。そこで新たな冷却服を探す中で、これまでにない構造で身体を冷却する『アイシングギア ベスト2』であれば確実な冷却効果を得られるのでは、と考えました。
株式会社クラハシで試された冷却服と改善したかった課題感
| 冷却服の種類 | 課題感 |
| ファン付きウェア | 通常の作業時は作業が快適になり費用対効果も高い一方で、酷暑環境下での作業時には温風が送りこまれてしまい、冷却効果を感じられないことがある |
| ペルチェベスト |
冷却範囲が狭く、冷たさに身体が慣れてしまい冷却効果を感じられない |
| 水冷服 | 冷たいが冷却時間が短い、屋外では交換用の氷を準備・保管できない |
こうして久世社長は、助成金(エイジフレンドリー補助金)を利用して「アイシングギア ベスト2」を導入しました。
「弊社では利用できる助成金がないか常に探しています。そこで高年齢労働者の熱中症予防対策として設けられたエイジフレンドリー補助金の職場環境コースを見つけました。弊社には対象である60歳以上の従業員が3人おり、こちらを利用すれば導入費用を半額に抑えることができるため、助成金に申請のうえ『アイシングギア ベスト2』を導入しました。助成金の申請は手間がかからず簡単で、無事申請が通ってよかったです」

「アイシングギア ベスト2」を導入した後の従業員の反応や今後の展望について、久世社長は次のように語ってくださいました。
「どのような製品でも従業員によって好き嫌いが分かれてしまいます。『アイシングギア ベスト2』も同様に好き嫌いが分かれてはいますが、冷たさを十分に感じた従業員がいたことは良かったです。室内で行う作業であればスポットクーラーや水冷服など様々な暑さ対策アイテムを活用できると思いますが、屋外では対策が限られてしまいます。そのような中で『アイシングギア ベスト2』は氷などの準備が不要で屋外でも体を冷却できるので、建設業などの屋外作業でオススメできる製品のように思います。今年『アイシングギア ベスト2』を導入したタイミングは夏の終わりがけで全従業員には試してもらえていないので、来夏は皆に試してもらうとともに、助成金の状況を踏まえて更なる導入を検討しようと思います」
クラハシに導入された「アイシングギア ベスト2」について、実際に着用した現場の方々に感想を聞きました。
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良かった点 |
真夏の屋外でも確実な冷たさを感じた |
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長時間の作業中でも冷感が持続した |
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砂埃が舞う環境下でも問題なく使えた |
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身体にフィットするように着ると重さが軽減する気がする |
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身体を動かす作業でも、作業の妨げにならなかった |
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気になった点 |
使用当初、インナーとアウターの2枚を着用することが手間に思った |
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軽量化が進むと、更に使いやすくなりそう |


取材協力:株式会社クラハシ
https://www.kurahashi-hosou.com/
