ファン付きウェアが有効打にならない現場の暑さ対策で導入

日栄化工株式会社の三重工場がある伊賀盆地では、夏に40℃近くまで気温が上昇することもあります。その影響で工場内は45℃に達する環境があるほど蒸し暑く、また外気温にさらされる屋外作業も過酷なものとなっていました。従業員を熱中症から守る方法を模索していたという同社の並河勝典社長は次のように語ります。

「三重工場は環境負荷低減のためにソーラーパネル発電している関係上、全体空調などの過大なエネルギーを使う設備を導入できませんでした。そこで一昨年からファン付きウェアを導入しましたが、昨今は36℃を超える日が増えてきました。体温より高い気温になるとファン付きウェアを着ても涼しさを感じられず、物足りなさを感じていました。36℃以上の環境でも持続的に冷たさを感じることができ、移動を妨げないコンパクトな冷却服はないものかと探す中で、『アイシングギア ベスト2』を知りました。その後、オンライン説明会に参加して、ペルチェ素子で冷やした水を冷却パッド内に循環させて体を冷やすという『アイシングギア ベスト2』のこれまでにない新しい構造に納得感を得たので導入を決めました」

「アイシングギア ベスト2」を導入した成果

「アイシングギア ベスト2」を導入した後の従業員の反応や今後の展望について、並河勝典社長は次のように語ってくださいました。

「第一印象として重さが気になる従業員も一部いたそうですが、期待していた冷却機能について現場でも実感することができたと聞いています。導入したのが夏の終わりがけで今年は現場で数日しか試せなかったようなので、来夏は工夫を加えながら運用を進めていきたいと思います。また、別で出版事業（ＢＭＷの専門誌）もやっており、バイクに乗るライダーにとっても良い製品なのではないかと感じています。今後こちらについても検討を進めたいと思います。」